高校一年になる息子と二人暮らしです。
主人は3年前、事故で他界しました。
息子と初めて関係を持ったのは、主人の墓参りの帰りでした。
主人の実家にある墓に連休を利用して墓参りをすることになり、
夕方、駅前のホテルに入りました。その日はツインの部屋の空きがなく、
仕方ないのでダブルの部屋を取り、息子と二人で寝ました。
何時間くらい寝ていたでしょうか……寝ていたはずの息子が
私に抱きついてきました。強く抱きしめられ、
胸やお尻を揉まれながら、キスをしました。
私よりも少しだけ背の高くなった息子が、私を見下ろす感じで、
「お母さん、いいよね」と強い口調で言ったのを今も覚えています。
その頃にはもう目が覚めかけ、ハッとしました。
私は夫以外の男性とお付き合いしたことはありません。
結婚前に主人ともラブホテルへは数回程度しか行ったことが
ありません。それも息子が生まれるずいぶん前です。
「入れますよ、お母さん。もう我慢ができないよ」
息子は剥きだしになった性器を押しつけながらそういいました。
「あああ……駄目!」
私は押しつけられた性器に視線を落とし「あ、あんなものが…… 」
私は息を呑みました。肉でできていると思えないほど
息子の性器は太く長く、また硬そうに見えました。
実の息子に肉体を奪われる……息子と肉体関係を持つなんて……。
(あなたっ。ごめんなさい。まさか、こんなことになるなんて……)
「ダメよ。それだけは絶対にいやっ! どきなさい……さあ、どいて!」
息子を振り落とそうとしましたが、高校生の抵抗する力は
かなりのものでした。挿入するとしないとでは大きな違いです。
私は両手を突っ張って息子の胸を押し上げて逃げようとしました。
ところがそういう体勢になったことで、後ろから息子に掴まえられて
かえって二人の腰から下が密着してしまい、
恐ろしい偶然が起こりました。 私たちは同時に「あっ!」と叫びました。
異様な衝撃が腰の中央を貫いてきました。
瞬間、四つん這いの腰がギュウっとのけぞってしまいました。
火傷するような熱さがもたらされ、ついに恐れていた瞬間が訪れました。
息子のペニスを挿入された精神的なダメージは、あまりにも甚大でした。
これほど奥まで挿入されたことはなく、較べるまでもなく、
主人よりも太くて長い性器でした。
罪深いくらいに脳裏に浮かんでいた主人の顔が、
凄まじい衝撃に霞んでいきました。
そして私の悲鳴をものともせず、硬い息子の性器が
奥へ奥へと突き進んできました。 お腹の中で感じる圧倒的威容は、
見た目を遙かに凌駕していました。
ついに実の息子に挿入まで許してしまったのです。
亡き主人に詫びながら、私は主人と経験したことのない
別の角度から息子の大きさを味わわされることになりました。
主人とは比較にならないその逞しさ、精力の強さに、
私はたちまち激しい混乱の渦に巻き込まれてしまいました。
息子の腰が「の」の字を描き、己の秘部が息子の性器を
ギュッと締め上げるのがわかりました。
出し入れのたびに摩擦はなめらかになり、
私の下半身を打ち鳴らす乾いた音が、高らかに響きました。
主人の倍のスピードはあるのではないかという、
すさまじい腰の動きでした。実の母である牝を孕ませようと
膨れた亀頭が子宮口にめり込み、私のお腹の奥を揺さぶり続け、
私を妊娠させるつもりの息子は無視して腰をふりました。
やがてお腹の奥深くに埋め込まれた息子の性器が
不規則に脈を打ち始めるのを感じました。
亡き主人と同じく、射精が近いのがわかりましたが、
それでもさらに激しく速めていく腰遣いに不穏なものを感じ、
私は顔を引きつらせたのをハッキリと憶えています。
「お母さん!もうダメだ!出ちゃう」
「いやッ……なかはダメよッ」
私の見栄も外聞もかなぐりすてた悲痛な叫びも、
ついには聞き入れてはもらえませんでした。
「ああ、放たれてしまった……も、もうだめ……」
息子は私の中で果てました。私の身体の奥が熱くなり、
しばらくして、お互いの身体がビクンビクンと震えだしました。
震えはいつまでも止まりませんでした。 獣の体位のまま、
大量の精液を膣の奥に注がれて
私は虚脱の谷底へと沈みこんでいきました。
禁断の一線を超えた事実はもうくつがえりません。
ようやく最近になって、こうなったらもう何にも
考えないでおこう……と思えるようになりました。